「八劒神社(はっけんじんじゃ)に井戸関連施設」を寄贈
一般財団法人国際クラブ(代表理事青山るみ、同青山英世)は、このほど岐阜県羽島市の八劔神社に「井戸関連施設」を建設し、寄贈しました。
1 国際クラブ井戸建設の経緯
国際クラブでは、外国人支援(人命・環境保護、インフラ整備等)の一環として、これまでにバングラデシュ人民共和国及びカンボジア王国に対して井戸1,440施設を建設し、命の水として提供してきました。
一方2011年の東日本大震災以降、国内においても災害時の給水の必要性が高まったことから、身近な岐阜県下においても2016年以降5施設の井戸を建設し、平時の給水と併せて災害時の防災施設として利用いただいています。
① 2014年12月15日 岐阜県羽島市 青山スクエア「佐吉仏の和泉」
② 2015年12月 5日 岐阜県羽島市 羽島市運動公園「健幸の泉」
③ 2015年12月 5日 岐阜県岐阜市 岐阜大学構内「交流の泉」
④ 2016年 2月 1日 岐阜県羽島市 市民の森羽島公園「青雲の泉」
⑤ 2016年 2月 1日 岐阜県羽島市 国際クラブ中庭「平和の泉」
2 八劒神社への井戸関連施設寄贈の経緯
(1) 八劒神社の由来と歴史
祭神は、日本武尊。天正9年(1581年)、竹ケ鼻城主 不破源六により居城の守護神と
して遷紀され、以来437年の歴史を有する。
八劒神社の例祭である竹鼻まつりは毎年5月3日に行われ、豪華絢爛な山車(13輌は、岐
阜県指定重要有形民俗文化財)は古い竹鼻の街並みを曳行し一大絵巻を繰り広げ、多くの観光
客で賑わいを見せている。
(2) 井戸建設の目的
氏子はじめ住民から「池が汚く濁っているので綺麗にしてほしい」「災害時にも給水として
利用できる飲み水や手水としての綺麗な水がほしい」との要望が以前から出されていたことを
受けて、国際クラブ青山馥名誉会長、同青山るみ代表理事が、同年無事金婚式を迎えられたこ
とから、地域への恩返しの目的を持って井戸関連施設一式を寄贈されました。
3 寄贈及び除幕式
(1) 2020年12月21日午前9時30分から、八劒神社本殿で羽島市 松井聡市長、岐阜県
神社庁可知重彦庁長以下岐阜県、羽島市、氏子役員など関係者50数名が出席し神事が厳かに
執り行われました。
その後国際クラブ青山るみ代表理事から 八劒神社伊藤治夫宮司へ、井戸関連施設一式の目
録が贈呈され、八劒神社並びに岐阜県神社庁より国際クラブへ感謝状が贈られました。
(2) 式典の中で、青山るみ代表理事は『地域の方々から井戸の要望を頂き、私ども夫婦の金婚式
の記念、感謝の気持ちで寄付させて頂きました。井戸の名前は松井羽島市長さんに「浄湧井泉
(じょうゆう せいせん)」と命名して頂きました。皆さんに利用して頂ければありがたいで
す。』と挨拶。
伊藤治夫宮司より、「多額な浄財をいただいて立派な施設が完成しました。水は命の根源。
末永く施設を可愛がっていただきたい。」
と挨拶があり、松井羽島市長、可知岐阜県神社庁長からも御礼の挨拶がなされました。
(3) その後境内の手水場へ移動し、関係者一同により除幕式が行われ、出席者、一般参拝者全員
が「浄湧井泉」の清水で手水を行い、感謝の気持ちの中で健康と家内安全を願い閉幕となりま
した。